2008年2月1日 設立総会
グリーンIT推進協議会
2008年2月1日
地球温暖化問題は、世界全体で早急に取り組むべき最重要課題です。そして、経済・社会活動と地球環境の調和実現には、画期的な技術革新が必要と考えられています。このためわが国では、長期的視野での新技術開発に向けた「Cool Earth-エネルギー革新技術計画」を策定され、IT・エレクトロニクス技術はこれら新技術の実現に大きく貢献できるものと期待されています。
また、IT・エレクトロニクス技術は、高度な制御・管理による生産・流通・業務の効率化を通じて、あらゆる経済・社会活動の生産性向上、エネルギー効率の向上を可能とし、環境負荷の低減に大きく寄与することが期待されています。
一方、本格的なIT化に伴い、社会で扱う情報量は2025年には約200倍(06年比)になると見込まれています。この情報爆発によってIT機器の数が大幅に増加するため、IT機器自身の省エネも重要な課題となっています。
こうした中、経済産業省は環境保護と経済成長が両立する社会の実現に向けて「グリーンITイニシアティブ」を提唱し、この具体的な取り組みを推進するため、2008年2月1日に産学官のパートナーシップによる「グリーンIT推進協議会」を設立しました。
今後は、わが国の強みである「ものづくり」と「環境・省エネ」の技術力をてこに、経済・社会・国民生活のあらゆる局面を変革していくとともに、更なる「ITの省エネ」と「ITによる省エネ」の実現に向けて活動していきます。
※役職は設立当時